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イメージに染まるまで……

Mac,iOSなどAppleの製品についての記事や、セキュリティだったりGTDの記事を書いています。

howmの個人的な設定

Emacs

はじめに

ここでは、私のhowmの設定を公開したいと思います。

howmは、Emacs上でメモを素早く取ることの出来る、非常に優れたシステムです。

howmは「一人お手軽wikiもどき」と名前が付いているように、メモ内のリンクも強力で、メモ同士の繋がりを辿ることも可能です。

手軽で、素早く書くことができますし、howmが持っているメモ内リンク機能などを利用したり、強力な検索機能も魅力です。

それと、私が気に入っているのはランダム機能です。

今まで書いたメモのタイトルをランダムに表示してくれる機能なのですが、これが非常にありがたいです。

なにが良いかというと、ランダムに表示されるメモによって、偶然の発見や思い付きを思いだすことができるから。特に断片的で、個人的な呟きのようなものをhowmに入れておくと、意外な発見があるので使っていて嬉しいのです。

EvernoteやSimplenoteには、このような機能はありません(サードパーティのアプリではあるかもしれませんが)。

Evernoteに関して言えば強力な検索機能や、多数の共有元があること、リッチコンテンツ(画像、音声など)を入れることができます。また、Simplenoteはテキストのみですが、多くの環境で利用することができるうえに動作も軽快で、検索もやはり強力です。

ただ、貯めこんだものをつらつらと見返すようなことはなかなか難しいと言わざるを得ないかと思います。

では、設定と簡単な説明に入ってみましょう。

設定

.emacs内の設定

;;howmの設定
;;howmメモ保存場所
(setq howm-directory "~/Tresors/howm/")
;;howm-menuの言語を日本語に
(setq howm-menu-lang 'ja)
;; howmメモを年月日-時分秒.txt に
(setq howm-file-name-format "%Y/%m/%d/%Y%m%d-%H%M%S.txt")
;;howmモードを読み込む
(when (require 'howm-mode nil t)
;;  C-c,,でhowm-menuを起動
(define-key global-map (kbd "C-c ,,") 'howm-menu))
;; howm-keysをファイルを保存しているのと同じディレクトリに入れる
(setq howm-keyword-file "~/Tresors/howm/.howm-keys") ;; デフォルトは ~/.howm-keys
;; メニューをメモ扱いしない (メモ一覧・検索の対象外に)
(setq howm-menu-file "~/Tresors/howm/menu.txt")

以上が私の設定です。

あまりカスタマイズしているわけではないのですが、一番気にしたのがファイルの名称ディレクトリの構成とファイル名を設定することになりますから、なかなか重要な設定だと思っています。howm-file-name-formatと書いている後が該当します。

私は%Y/%m/%d/%Y%m%d-%H%M%Sとなっています。これは、実際のディレクトリは"年/月/日/年月日-時分秒"という形になります。

f:id:nya-0:20140923121600p:plain

.homwなどの拡張子にして、C-c C-cなどで開いているhowmのバッファを保存して同時に終了する設定もありますが、使っていません。プレーンテキスト形式が取り回しがいいのでこうしているわけです。

メモを保存している場所クラウドストレージのTresoritですが、設定すればDropboxでも、もちろんローカルでも保存することができます。

また、howm-keysとhowmのメニューもメモを保存するディレクトリに入れれば、バックアップも簡単ですから、私は移動させています。

howm-menuは、はじめ0000-0000.txtになっています。私はそれをmenu.txtにリネームしてメニューファイルとして設定しています。

メニューファイルの設定

メニューのファイルは、初期設定の状態から少々変更してあります。

具体的には私がお気に入りと先程も述べたランダム機能です。

ランダムを表示してくれる%randomを上に持ってきています。

f:id:nya-0:20140923121545p:plain

メニューファイルをEmacs上で開いて、編集して保存すれば次回からのhowmの起動時に適用されるようになります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今ではすっかりEvernoteやSimplenoteなどのクラウドで保存できて、手軽に利用できるシステムが一般的になりました。

特にスマートフォンが手許にある環境ですと、これらのサービスは素晴しく便利です。どこでも自分のメモを参照できますし、そのうえウェブ上の情報もページのレイアウトごとそのまま入れることすらできるという贅沢なもの。

それに比べると、howmEmacsVimなどの限られた環境でしか利用できませんし、もちろんクラウドからの同期もモバイルでは望むべくもありません。

もちろん、クラウドストレージをhowmの保存先に指定すれば、テキストの中身は見ることができます。しかし、中身を書いたりすることは難しいです。

それでもこれを利用しているのは、howmが私にとって魅力的だからです。

Emacsを触っている方なら……一度は試してみませんか?

参考サイト

  • howmのプロジェクトページ

http://howm.sourceforge.jp/index-j.html

また、このページの中の「詳細」を主に参照しながらカスタマイズしました。